三日目 十月二十九日
この欄は、あなたの手控え。答え合わせは表紙で、五日分まとめて。
正午の天気図を写しておく。気球は測候所から放たれ、風から風へと渡って五つの地に立ち寄り、最後は東の海へ抜けた。
立ち寄るたびに、その地の名を、風の強さの分だけ読み進め、そこで止まった一音を拾った。